見出し画像

R04 久慈高1学年 探究活動紹介【NO.25】学校の統合・廃校について

活動紹介

久慈高校1学年 探究第25班【廃校救命士】
○活動内容
 私達、25班は久慈の人口が減少していることに最初注目しました。そこから人口減少に伴い使用されなくなった校舎を使えないかと考え、今はそこに重点を置いて活動を始めました。
夏休みに市役所の教育総務課に伺ったたところ、久慈では廃校が活用されている割合が高く利用されている割合は約81.4%という結果でした。しかし近年ではコロナウイルスの影響で利用しようとする人が減っているとも聞きました。またコロナ禍でも利用できるように若い人たちの視点での意見が欲しいとも言われました。
それを受け、当初自分たちだけで廃校利用の取り組みを考えていましたが、現実的には難しいと判断しました。代わりに市役所の人たちへ利用方法を提案したり、市で取り組もうとしていることに参加したりすることを目標として活動していきたいと考えています。


冬休みの探究『廃校を救う』ための取り組みについて

 冬休みの期間での活動を通して久慈市の現状について改めて確認しました。久慈市では廃校舎を利用している割合が低く、老朽化しています。そのため校舎を再利用するというのは難しいと判断し、再度話し合いをした結果、県内や他の都道府県では行われているグラウンド(校庭)を利用した『廃校キャンプ』がいいのではないかという案が出ました。
 利点としてはキャンプ場にはトイレが必要ですが、廃校のトイレだけを利用するようにすれば古くなった校舎も一部のリフォームで利用可能と考えます。
 他にも炊事場が必要かもしれませんがそれに関しても校舎の一部を活用することで対応することを考えています。久慈は自然にも恵まれているのでキャンプを楽しめると思います。
 キャンプ場を作ることで多くの人が来て久慈全体にも良い影響を与え、久慈市の活性化にも繋がると考えます。これらの点から私達のグループは『廃校キャンプ』が良い取り組みだと考えます。

1年の探究を通して

私たち25班では久慈市の人口減少に伴い、廃校が増加しているのではないかと考え「廃校の利活用」をテーマとして活動してきました。久慈市役所教育総務課に伺い、お話を伺ったところ、久慈市の廃校になった校舎は活用している部分もあるが、ほとんどは短期間で地域コミュニティ系の利用が多いと分かりました。その一方で宿泊施設として利用できるアートビル麦生や、伝統工芸品を販売しているふらっとてしごといちなど長期間利用しているものもあると分かりました。私たちは老朽化も考慮し、校舎の全てを利用するのは難しいと考え、校舎の一部分を再利用したり校庭を利用するべきだと考えました。校庭の利用についてはキャンプなどで活用すればいいと考えます。また、お話を伺う中で高校生や中学生といった若者の考えを取り入れていきたいと仰っていました。

1年のまとめ

1年のまとめを動画にしました。ぜひご覧ください。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!