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【本校・ハンドボール部】高総体詳報!

 こんにちは、久慈高校ハンドボール部です。
 先日出場した県高総体の1回戦・盛岡三高戦の詳細をお知らせします。

Photo by HB Photographers
(
https://www.facebook.com/hbp.hanamaki)

 久慈高校のスローオフで試合開始。立ち上がりは固さが見られ相手に突破を許すも、GK片岸が奮戦。7mスローをシャットアウトするなど、最少失点で切り抜ける。

片岸のビックセーブが幾度となく窮地を救った

 待望の初得点は前半5分。主将・夏井が相手DFの間隙を縫って放ったミドルシュートが決まる。これで勢いづくかと思われたが、ミスから逆速攻を許すなど主導権を握れない。左腕・中塚のロングシュートで応戦するも、前半20分を過ぎて4-8と苦しい展開が続く。

夏井はこの日両軍最多の9得点

 転機は前半21分。相手の2分間退場から広くなった空間を活かし、石橋がウィングシュートを冷静に決める。その後佐々木がマンツーマンDFを仕掛け攻撃リズムを狂わせる。この作戦が功を奏し、相手のパスミスから前線に出ていた佐々木がスピードを活かした速攻で得点。6-8とする。

少ないチャンスを逃さなかった石橋
佐々木は豊富な運動量を活かしたディフェンスが光った

 勢いに乗った久慈高校はその後も得点を重ね、前半24分遂に8-8の同点。両軍譲らぬまま10-10で迎えた終了間際、中塚が敵陣を切り裂きミドルシュート!11-10の1点リードで前半を折り返す。

中塚は攻守に渡って大車輪の活躍

 盛岡三高スローで後半開始。疲労が隠せない久慈高校は足が止まりがちになり、後半3分から相手に4連取を許してしまう。ここで1年生・切金を投入。選手を入れ替えつつ夏井のロングシュートや後半18分小森の意表を突くシュートで対抗。この時点で16-18、なんとか終盤までしのぎきりたかったが……。

切金(右から2番目)は1年生ながら要所で出場
誰よりも声を出しチームを鼓舞し続けた小森

 後半19分をまわり、夏井・中塚が相次いで退場。万全のコンディションではなかった欠ノ下が戦線に復帰するが、攻撃力不足は否めず得点も停滞。27分に夏井が意地のロングシュートを決めるも反撃はここまで。総力戦で挑んだ試合ではあったが、あと一歩届かなかった。

最前線で体を張り続けた欠ノ下
1年生も献身的にチームを支えた
(後方左から青名畑・田子内・木村)

最終スコア
久慈 19(11-10, 8-15)25 盛岡第三

 昨年新チームの始動時に、選手達は「経験者チームとも互角の戦いをする」という志を立てました。全員が高校から競技を始める久慈高校にとって、小・中学校からプレーしている盛岡や花巻のチームと渡り合うことは決して簡単なことではありません。破れはしましたが、その志を十二分に表現できたと思います。

 選手のみんな!本当にありがとう!たった1人の3年生でチームを支えてくれた夏井主将、本当にお疲れ様でした!


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